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設備紹介
体外衝撃波
体外衝撃波(英語:Extracorporeal shockwave)とは、身体の外から非侵襲的に組織の深部までエネルギーを伝播することで組織再生を促進する治療法です。
体外衝撃波は1980年代に腎臓結石の治療に初めて使用され、1990年代より欧米を中心に低エネルギーの衝撃波が筋骨格系の疾患(筋肉、腱、骨)に対して有効であることが明らかになりスポーツ現場でも多く使用されています。
拡散型衝撃波
ショックマスター(拡散型ショックウェーブ)
世界65か国で使用されており、即時的な鎮痛効果や治癒促進を目的としています。特に腰痛や肩こり等の筋肉性の痛み、アキレス腱炎、足底腱膜炎、外側上顆炎等の腱障害に対して有効です。現在は、リハビリテーションやスポーツ界でも幅広く活用されています。
- 効果
- 圧力波によりもたらされる刺激で自由神経終末(痛みの原因)を破壊し、即自的な鎮痛効果があります。また変性した組織を再生し、全身の筋・腱治療に有効です。1週間に1度の治療で4-6回の治療を1クールで設定し改善を図ります。
集束型衝撃波
BTL-6000 focus(BTL社製)
当院では高度管理医療機器 体外衝撃波疼痛治療装置“BTL-6000 focus(BTL社製)”を導入しています! (リンク : https://shockwave-physio.com/focus/)
6か月以上の保存療法で改善を認めない“難治性足底腱膜炎”に対し有効な治療法として注目されています。非侵襲的に外来通院で治療可能です。
- 特性
- 特に腱障害や疲労骨折、骨折の遷延癒合に対し有効
- 適応疾患
- 難治性足底腱膜炎、アキレス腱炎、石灰沈着性腱板炎、疲労骨折など
- 禁忌事項
- 血液疾患、血液凝固障害あるいは凝固剤の服用、妊娠中の方、血栓症、腫瘍性疾患、多発性神経障害、急性炎症、感染症
温熱治療・電気刺激
温熱治療
ラジオ波温熱 フィジオ ラジオスティム プロ
- 効果
- ラジオ波温熱は体内に深部熱を発生させ、その温熱効果により、固くなった筋肉・関節の機能改善が可能です。
組織が硬く柔軟性が低下している部位に熱エネルギーが加わり、筋・腱・関節包の広範囲にわたって素早く柔軟性の改善を得られます。 - 特性
- 療法士、トレーナーの徒手手技にラジオ波が加わり、“徒手療法と温熱物理療法の融合”としてセラピストの手を介してラジオ派が照射でき運動療法効果を高める働きが特徴です。
コンビネーション治療
超音波療法と電気治療を組合せて行う治療方法です。通常、超音波治療法は治療感覚のないことが多いですが、電気治療を組合せることにより、患者様の治療部位での反応をみることができ、確実に治療を施すことが可能になります。
温熱治療
超音波治療 フィジオ ソノ
- 効果
- 超音波による微小マッサージ作用を介して筋肉・関節の痛みの軽減が可能です。体の浅部・深部にも使える治療器であり、肩こりや腰痛などの筋性の慢性疼痛にも有効です。
電気刺激
低周波治療 フィジオアクティブ HV
- 効果
- ハイボルテージによる鎮痛作用が特徴で、筋委縮改善・筋力トレーニングにも有効です。
その他の設備
骨密度測定装置
座ったまま測定(スキャン時間は15秒)し、簡便に骨密度が測定可能です。
超音波診断装置
各診察室に配置しており、超音波診療は当院の特徴の1つです。骨のみならず軟部組織(靭帯損傷、筋肉、腱障害)の損傷や障害を正確に診断・評価することが可能です。
脚部専用撮影台X-cube
足の状態を評価するためだけに設計されたレントゲン機器です。立った状態で撮影をおこない、荷重によるアーチ構造の歪み度合いなどをチェックします。